文学部
伝統を守り、新しさを受け入れる
北信越の私立大学で唯一の文学部
文学部は金沢学院のルーツとも言え、70年以上の伝統があります。日本文学、英米文学がその始まりとなり、その後、城下町金沢にふさわしい歴史学、そして人々の心への関心の高まりから心理学と、社会や時代の求めに応じて、新しい学びの領域を広げてきたのが文学科です。
学部の特徴
地域の教育を支える人材を育成
金沢学院大学はこれまで北陸の私立大学としては最多クラスの200名を超える教員を輩出してきましたが、その多くは文学部の卒業生です。文学科では、中学校教諭(国語?英語?社会)、高等学校教諭(国語?英語?地理歴史)の教員免許状の取得が可能です。
好きなこと、興味のあることを力に変える – 文学科の学び
中学校、高等学校の教員だけでなく、文学科の卒業生はさまざまな業界、業種で活躍しています。この3年間、就職率は100%。「文学科を出て何になるの?」「文学科で勉強して就職はあるの?」という問いは、過去のものになっています。
文学科では、企業を大学に招き、企業が実際に抱える課題に学生が取り組むFSP講座をいち早くカリキュラムに取り入れてきました。企業から出されるリアルな課題を、チームで解決する体験を通して、社会人として必要な力は何かを、1年次から意識させ、自分に足りない力を身に付ける学びを促してきました。
多くの人を感動させ、さまざまな生き方を教えてくれる文学、過去の人々の営みや考え方を知ることで今の時代と未来の世界の本質を探る歴史学や考古学、人間の行動や心の機能を客観的なデータによって解き明かす心理学。日本文学、英米文学、歴史学、心理学、どの専攻で勉強しても人間の不思議さやすばらしさに知的興味をかき立てられ、それが社会で必要とされる正解のない課題について考える思考力へと発展していくのです。
学部の魅力
文学科
AI時代にこそ求められる文学科の力
A I 技術の進展にともない、人文学の分野はますます重要になると言われています。一筋縄ではいかないヒトという存在と向き合い、寄り添い、心を通わせながら進めていく仕事は、機械での代替が難しいからです。人の思いをくみとり、自分の思いを伝え、お互いを深く理解する。未知の問題をお互いの考えを寄せ合いながら解決していく。A I にはできない、この力を身に付けられるのが文学部の学びです。人は論理だけでは動きません。だからといって、感性だけでも理解してもらうことはできません。論理と感性が高い密度で結合したところで、私たちの社会は動き、文化が形作られてきました。この論理と感性が出会う場こそ文学科のフィールドです。ぜひ、このフィールドで真の人間力を養ってください。