スポーツ科学部
充実したスポーツ施設と4専攻で次代を担う人材を育成
日本社会は、幼児から高齢者まで、多くの国民が生活の質の向上を目指し、生涯に渡ってスポーツに親しみ、スポーツ文化を享受?形成する時代となりました。また、健康増進、青少年の健全育成、活力ある地域社会の醸成、経済発展への寄与、国際交流への貢献などスポーツの果たす役割は多岐にわたっています。 スポーツ科学部では、充実したスポーツ施設を活用し、4専攻の経験豊かな教授陣により、トップアスリートを育成するとともに、理論を総合的に理解し、指導力、実践力、マネジメント能力を兼ね備えた次代を担う人材を育成します。
4年間の学びと進路
専攻領域の基礎知識や資格取得について学ぶ
【必修科目】健康科学、運動生理学、スポーツ心理学、トレーニング論、機能的解剖学、スポーツ統計学
【実技】体つくり?ニュースポーツ、卓球、ラグビー、サッカー、バスケットボールなど
専攻領域における学びを深める
【必修科目】運動学、スポーツ栄養学、スポーツ経営管理、運動発達?老科学
【実技】水泳、陸上、テニス?バドミントン、ソフトボール、野外スポーツなど
ゼミ活動がスタート。調査、基礎研究を行う
【必修科目】体育原理、体育史、スポーツ医学、スポーツ社会学、専門演習Ⅰ
【実技】バレーボール、ダンス、器械体操?トランポリン、柔道?剣道、野球
就職活動と卒業論文の発表を目指す
教員採用試験、公務員採用試験を受験。日本スポーツ協会公認スポーツ指導者、健康運動指導士、JATIトレーニング指導者、JPSUトレーナーの資格取得を目指す。
【必修科目】専門演習Ⅱ
進学
競技者、指導者、スポーツ業界への就職へ
【目指す将来像】
中学校?高等学校教諭(保健体育)、健康運動指導士、地域スポーツ指導者、スポーツトレーナー、スポーツ?健康産業、公務員、幼児体育指導者、大学院進学(スポーツ健康学研究科) など
なぜスポーツ科学部?
スポーツ界の変化を見据えた運営
近年では、民間のスポーツクラブからのオリンピック選手も増加し、併せてスポーツのプロ化も進んでいます。経済界では、スポーツビジネスが隆盛してきています。これに関係して、スポーツを通じての健康づくりが推奨され、教育現場では、公立中学校での部活動の地域移行が進もうとしています。このような社会情勢を踏まえて、スポーツ科学部では、アスリート?指導員養成、体育教員養成、公安?公務員養成、スポーツビジネスの4専攻を設けています。いずれの専攻でも、学生が明確な目標が持てるように、多様なカリキュラムとスポーツイベントを用意するとともに、取得できる免許?資格を明確化した授業を展開しています。
新トレーニングセンターをはじめ、最新鋭の施設?設備機器が充実
さまざまな競技に対応するマシーンを拡充した新トレーニングセンターや、モーションアナライザーなど最新鋭の機器を導入した健康科学測定室など、本格的な施設を整備しています。各種スポーツに関連した体力と運動機能の向上を目指して、新しいトレーニング方法などを科学的に探究しています。
栄養学部との連携や大学院進学で学びを広く深く
併設される栄養学部と連携して広い視野と知識を獲得
「栄養学部」と連携し、アスリートやトレーナーなどスポーツに関わる者にとって重要な「食と栄養」についての専門知識を学ぶことが可能です。アスリートには専門家からの栄養指導を受けられるという大きなメリットもあります。
大学院へ進学して、より深くスポーツ健康学を学ぶ
本学大学院スポーツ健康学研究科(修士課程)へ進学することも可能です。スポーツ健康学研究科では、3つの履修モデル「地域のスポーツ?健康推進リーダーモデル」「スポーツ指導者モデル」「保健体育教員モデル」を設定し、スポーツ健康学に関して広い視野に立った専門性や実践的な指導能力を修得し、地域社会の発展に貢献できる人材、特に地域のスポーツ推進リーダーやスポーツ指導者などの人材を育成します。また、中学校?高等学校「保健体育」の専修免許状を取得できる教員養成課程を設置し、学校教育分野で活躍できる人材を養成します。